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はて??
今日の文教厚生委員会。私は、子どもの意見表明権に特化しての条例を制定していきたいと発言していた。今日、はっきりわかったことがある。議会をバックラッシュが牛耳っている。ということだ。私の考え方は、子どもの権利条例を制定するのは、7人の委員のうち3人が新人議員である現嵐山町議会委員会にはその力量を作っていくのは難しい。が、子どもの意見表明に限って考えるとそれは、可能性がある。私の穿った見方だ。
議会の条例制定は、各自治体議会で、手法として体得せざるを得ない。

まずは、子どもの権利条例とは何か、学習する必要がある。
議会基本条例の「町民の意見を聞く」条項に、加えることで、議会が行うので、行政も協力していく。

「今、必要ない」「早すぎる」「議会基本条例を改正するのは慎重に」という御仁がいる。
嵐山町議会のバックラッシュだ。明言していい。

バックラッシュが存在しているために、嵐山町議会は、停滞しているのか。と、はっきりわかった。
バックラッシュを抑える役目をしていた議員が2名、引退した。そのためにバックラッシュが大きくなっている。

バックラッシュは、無視していく。
自身では論理的ではないことがわかっているだけに、慎重にとかという言葉を選ぶが、なぜ、慎重であることが必要か、議会多数派の権威を損なわれる可能性が大きいからである。

「認識的不正義」とは、「自分の社会的地位や特権がマイノリティの抑圧によって維持されている人たちが、マイノリティの声をきくことで不都合が生じる場合、敢えてその話を理解しようとせず、無知・無自覚であり続けようとすること」「新たな概念や解釈やフレーズが、自分たちを脅かすものである場合、それを意図的に無視して既存の概念や解釈を維持し続けようとすること」
田中まどかさんからの引用だ。
これにまさに当てはまるのだ。

このセンスが、日本と嵐山町をダメにする。

新人議員を潰していく・・・・時代にあった挑戦することが、苦手な人の論理が新人のセンスを潰す。
論理とセンスが、家父長制の塊で、今の時代に合わないことがわかっていて、なおかつ男の沽券を維持しているために、また、時代の先進性についていけない悔しさを認めることができないために権威的な発言をし、議会を混乱させる。
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きょうの委員会では、その正体を見た。

面白い質問をしてくる議員がいた。子どもの権利は条例にしようとして、なぜ、外国人の問題は条例にしようとしないのか。意地悪質問だという。
日本に住む多くの外国人労働者は、選挙権がないのだ。
3年で多くの人は帰っていく・・・選挙権のない人を対象にする条例は、大きな問題を含んでいる。であるから、今の嵐山町議会では手をつけれない。というのが私の考えだ。
せめて、嵐山町で生活しているときに安全で幸せな生活ができるように制度を整えていく、近隣住民とトラブルがなく、生活ができるようにしていくことを行政に求めていく・・・・それ以上のことはエネルギーを使いすぎ、日本政府の国際間の人権問題を指摘することになる。